6月中旬から7月にかけて、神戸須磨海釣り公園では、マサバやゴマサバ釣りで大賑わいです。
30~40㎝超の活きのいいのがあがります。
釣った直後に頭とハラワタを取り出して氷と共にクーラーに・・・、そうしておけば、帰宅後に刺し身でいただけます。
サバのお刺し身はアニサキスが怖ろしいのですが、このアニサキス、サバが存命中には内臓にしかいません。
これが サバを〆て数時間すると、内臓から身の中に移動します。で、普通、サバの刺し身は怖ろしいというわけです。
ただ、キズシにしたところで、既に身にアニサキスがいれば、刺し身同様、アタッテしまえば、約4日間の死の苦しみからは逃れられません。
(人体では概ね4日間で、アニサキスは死滅)
塩や酢では消毒・殺菌されないそうです。
彼等を死滅させるには、60℃以上の高温で殺菌、あるいはマイナス30℃以下で5日間保存する事で可能です。
なので、釣った直後にいち早く内臓と頭を落せば、釣り人しか味わえないサバのお刺し身が頂けます。
その食感は、身は柔らかく口の中でとけて無くなっていくような感じ。チアイも嫌な臭いや味もなく、ヘタなトロよりも脂がのってご飯が美味しく頂けます。
サバは新鮮さが命です。ヒスチジンさえ抑え込めばサバは絶品なのです。
で、この時期、マサバよりゴマサバの方が脂が乗っていると言うのが通説ではございますが、こと須磨のサバはどちらも一緒です。
美味いものは美味いのです。
さてこの度、会社の同僚と彼の中3のご子息と共にいつもの須磨海釣り公園に。
かの中坊君は釣りに関して、刺し身で食える程度の大きいのが釣りたいという希望があったそうで。
お父さんはまだ彼にその経験を果たせてやれなかったそうです。
そこで、本日の須磨でのサバ釣りにチャレンジしていただいたわけです。
この時期のこの釣り。老若男女を問わず、経験も問いません。
ココでの実釣者が彼等の目の前で実践すれば、誰だってゲットできる簡単な釣りなのです。
早速仕掛けを施して釣り開始。
お父さんは漁師になりたかった程の腕前は、さすが。
息子の仕掛けもホホイのホイで完了。
サバ釣り開始です。
最初の一撃は当方がゲット。面目躍如。
次にお父さん。
実はお父さんも今回のサバ釣りは初体験。
しかし、釣りの腕前はさすがです。
ポンポンと2匹ゲット。
さて、今回の主人公、中坊君。
彼には豆アジやイワシが当たっても、中々本命がヒットしません。
「エエ思いサシたるデェ」とイイカッコした手前、絶対に彼に釣って貰わないといけないハメに立たされていましたので、当方も少々焦り気味。
釣り開始後数時間して潮の流れが大阪方面に変わったので、釣り場を移動。
当時の天候は曇り時々雨。
それでも、サバ釣りで公園は結構釣り師たちで賑わっています。
南西の風が強風になり、波にウネリが出始めました。
この雰囲気は、彼にも本命がゲットできるチャンスタイム。
仕掛けを再確認して、中坊君の馴れない竿捌きをもう一度チェック。
彼は数十回目の仕掛けを海へ落とし込みます。
そして、ついにその時が。
ウキが今までにない早さで沈んで、彼はすかさずベールをおこし、両手で竿を立てました。
竿尻をお腹にあてて、リールを猛ダッシュで巻き上げます。
最初の数十回は、リールは彼の思い通りに道糸を巻き上げてくれます。
しかし、サバが案の定、右へ左へ大騒ぎ。
彼の顔には歓びの興奮と初体験のサバのヒキに少々の驚きがないまぜになって、必死モード。上手くリールが巻けない状況に一変。
この釣り、基本、ゴリ巻きブリアゲは彼も周知。
カッパ姿の中坊サバ釣り士になれるかどうかの瀬戸際。
ウキがよやくホサキの手前まで上がったところで、お父さんがリールを巻くのを辞めるように彼に言います。
後は、ブリアゲ。
彼は背筋を駆使して、イナバウアー状態を維持したまま、見事にミッション完了。

オメデトウ、刺し身クラスのサバゲット。
お父さんの釣ったサバより大きかったネ。(^^)v
二人の釣果は合計6匹。
その日の夕飯、家族はサバ尽くしだったそうです。
海信です。
須磨の海釣り公園のサバ釣りは、非常にマニアックですね。
サバの刺身は、悪っちゃんの言うとおり、非常においしい物で、釣りをしない人には、中々口には入らないと思います。
ただ、アニサキスの中毒は相当に強烈で、これは本当に気をつけないとヘタをすれば命に関わります。
悪っちゃん「悪食」なので、命を掛けても何でも食いますが、普通のアングラーさんは、無理をせずに酢でしめるとか焼くとかする方が安全です。
まあしかし、このサバなら、僕も命掛けてでも食うかも・・・(^_^;)
(マジで美味いです・・・)



